ここはもっとも難航したところなので、ブログも書きづらい。
規格書およびネットで検索して参考にさせていただいた情報に
もとにプログラムを書くことはできましたが、なぜそうなのという
ところが完全には理解できていないせいである。
規格書およびネットで検索して参考にさせていただいた情報に
もとにプログラムを書くことはできましたが、なぜそうなのという
ところが完全には理解できていないせいである。
最初に、ネットで検索して、大変参考になったページを
を書き留めておきます。
そもそもQRコード作成の手順としては
この方の説明は全体的にとてもわかりやすいもので、
おそらくページの説明なしに、私は完成できなかったと思います。
大変感謝です。
おそらくページの説明なしに、私は完成できなかったと思います。
大変感謝です。
それから、ガロア体というのは下記のページを見て参考にしました。
理解したことは次のとおりである。
- 誤り訂正コードの生成多項式に登場する係数 αn のところで指数 n に対する整数が一意に存在する。
- 指数 n に対する整数の求め方は 8桁の2進数で指数0のとき "00000001"から初めて、指数が上がるたびに左にシフトしていき、桁があふれたとき "00011101"と排他的論理和をする。
- αの指数n=0 "00000001" (1)10進
- αの指数n=1 左シフト ⇒ "00000010" (2)
- αの指数n=2 左シフト ⇒ "00000100" (3)
- αの指数n=7 左シフト ⇒ "10000000" (128)
- αの指数n=8 左シフト ⇒ "00000000" XOR "00011101" ⇒ "00011101" (29)
- αの指数n=9 左シフト ⇒ "00111010" (58)
- αの指数n=10 左シフト ⇒ "01110100" (116)
- αの指数n=11 左シフト ⇒ "11101000" (232)
- αの指数n=12 左シフト ⇒ "11010000" XOR "00011101" ⇒ "11001101" (205)
- αの指数n=255 のとき "00000001" に戻る
- 生成多項式の係数の演算において掛け算 αm * αnx8 = α(m+n)x8 になる。
- αの指数は255以上にならない。前述の計算で255以上になるときは255を減ずる。
- α255 = α0 だからだ。
- 符号化によって生成したデータコード語列をコード語総数-1乗から始まる多項式に当てはめる。これをf(x)としておく。
- たとえば1-H型のデータコード語列 32, 68, 35, 115, 10, 82, 127, 0, 236 があったとすると 1-H型のコード語数総数は 26 なので
- f(x)=32x25 +68x24 + 35x23 +115x22 +10x21 +82x20 +127x19 +0x18 +236x17
- 誤り訂正コード数に応じて31の生成多項式が用意されている。これをg(x)とする。
- 1-H型の場合誤り訂正語数は17である。(総コード数(26)-データコード数(9)=17)
17語の場合てに生成多項式は - g(x)=x17+α43x16+α139x15+α206x14+α78x13+α43x12+α239x11+α123x10+α206x9+α214x8+α147x7+α24x6+α99x5+α150x4+α39x3+α243x2+α163x+α136
- f(x)をg(x)で割った余りが誤り訂正コード語列になる。
- でも、多項式同士の割り算の余りの求め方は通常の算術と同様ではなく、以下のようなイメージである。
- 1-H型の場合だとコード語数総数である26個の箱を用意する。箱には番号25番~0番の順にふってある。これらの箱一式を FX と呼ぶことにする。
- 箱の番号はf(x)の多項式のxの指数と同じである。
- 箱の番号25~順にデータコード語を入れていく
- 32, 68, 35, 115, 10, 82, 127, 0, 236 が25番から17番までに収まる。
- もう一そろい同様に25~0番の番号を振った箱を用意する。これらの箱をGXと呼ぶことにする。
- GX箱には対応するxの指数の場所に生成多項式 g(x)の係数を入れていく。
- 17番~0番まで、1,α43,α139,α206,α78,α43,α239,,α123,α206,α214,α147,α24,α99,α150,α39,α243,α163,α136
- FX箱の現在値の入っている先頭の箱は25番である。その箱にはいっている値は32でその対応するガロア体の指数は5である。そこでGX箱の先頭の箱番号は17である。箱の番号を合わせるためにGX箱をそれぞれ6個シフトそれぞれ、αの指数に5を加算する。この箱一式をGX' とする。
- 25番~8番まで、α5,α48,α144,α211,α83,α48,α244,,α128,α211,α219,α152,α29,α104,α155,α44,α248,α168,α141
- これをFX箱と排他論理和をとったものをFX箱に入れる。
- FXの25番の 32 に対し GX' の25番のα5は32 だから、その排他的論理和は 0 になる。
- 同様に24番以降の箱も排他的論理和を取る。今FXの24番は68である。GX'の24番はα48でこれは70である。これらの排他的論理和は 2 である。
- 結果FX箱の中は25番は空となり24番以降の箱に値が残っている。
- これを繰り返していくとFXの箱は25番から17番まで空となる。
- 最後に16番から0番に残ったものが誤り訂正コード語列である。
ちなみに、最初ここのプログラミングでちょっとしたミスをしていたのですが、
そうすると、QRイメージをリーダー読み取ると、違う文字に変わってしまったり
しました。結構大変でした。
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